
着物の誂え、承ります。デザインから仕立てまで

デザインからお仕立てまで、全てお任せください。

私たちの着物づくりは、コンセプト創りから始まります。
弊社では、一枚のお着物をお作りするにあたり、以下の工程を大切にしています。
1.コンセプト設定を行います。その為にまず、徹底したヒアリングを行います。どのような方が、どのような場で、どのように装いたいのか。その方の個性や魅力、ライフスタイルまで考えながら、一枚の着物の核となるコンセプトを定めます。
↓
2.デザイン制作コンセプトをもとに、図柄だけでなく、地色や配色を含めたトータルなデザインをご提案します。
↓
3.原寸大図案の作成実際の着姿を想定しながら、原寸大の図案を制作します。平面の図案が立体となったときの、柄の大きさや配置、全体の構図はとても重要です。
↓
4.生地の選定デザインや用途に最も適した生地を選定します。ご要望やデザインによっては、別織によるオリジナル生地の制作も可能です。
↓
5.染色・加飾加工手描き友禅、絞り染め、金彩、刺繍、ろうけつ染め、インクジェットプリントなど、多様な技法の中から、そのデザインを最も美しく表現できる技法を選び、最適な職人に依頼します。
↓
6.仕立て美しい着姿は、正確な寸法から生まれます。採寸にもこだわり、国内で丁寧に仕立てます。
↓
7.コーディネート帯をはじめ、帯締め、帯揚げ、半衿、草履、バッグなど、必要に応じて着姿全体をトータルにご提案します。
なぜ、コンセプトを最も大切にするのか。
私たちは、着物づくりにおいて「コンセプト設定」こそが最も重要だと考えています。
デザインは、コンセプトを具現化するもの。そして技術は、デザインを具現化するもの。
どれほど高度な染色技術や刺繍技術を駆使しても、その着物を「誰が、どこで、どのように着るのか」が曖昧であれば、本当にその人を輝かせる一枚にはなりません。
私たちは、「着物は、着る人を輝かせるための脇役」だと考えています。
主役は、あくまでも着る人です。
だからこそ、最初から職人の技法ありきで着物を考えるのではなく、まずコンセプトを定め、そこからデザインを生み出します。そして、そのデザインを最高の形で実現するために、最もふさわしい技法と職人を選びます。
京都の着物づくりは、古くから分業によって支えられてきました。染め、絞り、金彩、刺繍、仕立て……。それぞれの道を究めた職人たちの優れた技があります。
私たちは、そうした一流の職人の力をお借りしながら、一人ひとりのための、世界に一枚の着物をお作りしています。





以下は、ご注文をいただいた実例です。振袖のご注文をいただきました。
「世界に一枚、自分だけの振袖を着たい。」
そんなお客様の想いから、この一枚は生まれました。
この振袖のタイトルは、「松寿」。
あえて華やかな花柄を主役にせず、「松」をモチーフに選びました。
成人式だけで終わる一枚ではなく、
パーティーや式典、そして海外の晴れの席でも、
年齢を重ねながら長く着ていただける振袖としてデザインしています。
松は、厳しい寒さの中でも緑を絶やさないことから、古来、不老長寿や永遠の繁栄を象徴する吉祥文様として愛されてきました。
また、能舞台の鏡板に老松が描かれるように、松は神を迎える依代ともされてきた神聖な木でもあります。
だからこそ、この振袖には「美しく装う」だけではなく、
『着る人の人生を寿ぎ、その未来の幸せを願う一枚でありたい』
そんな想いを込めました。
流行に左右されず、歳月とともに愛着を深めてゆく。世界に一枚だけの振袖。デザインからお仕立て、コーディネートまでお任せいただきました。
